
学校ICTは世界で通用する人間を育てます
ITとICTの違いはどこにあるかというと、技術そのものはどちらもコンピューター技術によるものですが、ITがコンピューター技術だけに限られていて、ICTはコンピューター技術に合わせて、通信の技術も併せ持っているという特徴があります。また厳密に区別ができるものではありませんが、通信の事業は日本では総務省が行っていることから総務省ではICT、経済産業省ではITと呼んでいることが多くなっています。教育現場では学校ICTと呼ばれている環境推進が行われています。
学校ICTというのはコンピューター技術を利用してネットや放送、通信活動を推進していく事業になります。日本ではテレビのデジタル放送が始まったころから推進されていて、ICTを教育現場に導入してインターネットなどの技術を積極的に子どもたちに利用してもらう環境づくりを始めました。この事業を推進するために国は、多くの予算をつけて助成を行っています。コンピューター技術ばかりではなく、学内放送などの通信事業も助成の対象になっています。
ファイアウォール - その他(インターネット接続) | 【OKWAVE】
学校内で行われるITの環境づくりを学校ICTと呼んでいますが、今ではほとんどの学校が学内にICTの環境を持っていてそれを利用している子どもたちも多くいます。それに伴いネットの知識や、機器の取り扱い方法、プログラムの仕方など小さいころからネットを学べる環境が充実しだしてきています。通信の分野においては、学校内放送など学校内で起きたことをテレビ撮影して各教室で視聴できるなどの設備を持っている学校も現れてきています。
ITの技術を学校内でうまく利用することで、教育の充実を図る学校が多くなってきています。国も後押ししている事業ですので費用の心配もなく積極的に導入する学校が増えてきています。ネットの知識やコンピューターの知識を小さいころから勉強したり、手に触れてみることで大きくなってからもこれらの機器の扱いに動じることもなく、学校内放送などでは、一つのテーマについてみんなが同じものを視聴することで、考え方が共有できることも大きなメリットになっています。